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    話し合いの一線を超えた場合の対処法

    • 2012.08.26 Sunday
    • 13:06
     戦争をせずに事態を解決するためにはどうすればいいか……。ここら辺の微妙な舵取りがとても難しい。しかし、現在、地球に生きている人類が抱えている諸問題や諸課題は、これまでの人類が経験してきたことでもあり、歴史をひも解いてその中から法則や戦略を見つけて、しっかり対処していくより他に方法はない。


     これまで日本では「話し合いで解決するのがベスト」であるとして、相手の意向はどうあれ、とにかく話し合い至上主義を貫いてきたわけだけれども、その結果が、ここまでこじれた領土問題であって、すべて話し合いで片が付くと考えているのは、世界広しといえども、言霊信者の日本人くらいであるかも知れない。さあて、どうしたものか……。これはいじめの構造と少し似ているのかもというのが、個人的な考えである。


     今は大柄で目つきも悪い私も、中学生の頃は華奢で優しい好青年だった。短歌を詠み平安の御代に憧れる麻呂のような男だったのである。花を愛でて、月夜を愛す文学少年だった私は、中学生の頃、父の転勤に伴って引越をしたことがある。そんな麻呂は転校先の中学校でいじめの危機に直面したことがある。ひとつは方言が違うということ。そして、もうひとつは、見るからに弱そうな「麻呂」だったことが原因だったようだ。


     最初は些細なことがきっかけだった。授業中に学生服の背中にチョークで落書きをされたのだ。そんなことをする奴などいないと信じるまだ幼い麻呂にとって、この出来事はとてもショックな出来事だった。気の弱かった麻呂は来る日も来る日も落書きに耐えた。いや、耐えたというよりも、喧嘩になることがおっかなくて何も言えなかったのだ。


     背中が色とりどりのチョークで汚れている麻呂の制服をみて、先生がいじめっ子を呼んで話し合いをさせたこともある。「もうしませーん」といういじめっ子たちの言葉で話しあいは終わり、翌日からさらに執拗ないたずらが始まった。先生なんかに相談するもんかっ……というのがこの時に得た教訓だった。


     そんな時、ラジオから流れてきたこの歌をエアチェックしてずっと聴いていた。隣の部屋で寝ている父に気づかれないように枕に顔を押し当てて泣いたことを覚えている。今でもこの歌を聴くと涙が出てくるほどである。私を泣かす時には、この歌を流せば一発である。


     


     ある日、いじめっ子たちが、「むっちんするぞ」と騒ぎつつ、いたいけな麻呂のところにやってきた。数人のいじめっ子が麻呂のベルトに手をかけてズボンを脱がそうとする。教室には他の生徒や女生徒もいたが、遠巻きにしてじっと見ているだけった。


     このままいけば、まだ毛も生えそろっていない幼稚なあそこを衆目に晒すことなる。それは避けたい……。今なら「どうだ、この短小野郎どもぉっ! 百年はやいわっ! ぐははははっ!」と自慢するところだが、当時の麻呂としてはそんな度胸もなく、ただ「話し合いをしなければ、話し合いをしなければ!」と焦るばかりだった。


     しかし、膝まで下ろされた自分のズボンを目にした時、麻呂の心の奥に、ボッと何かが灯った。


    「やめんかー、ごるらあっ!」


     反射的に一人のいじめっ子に体落としをかけた麻呂が一本を先制。そのまま当時流行っていたプロレスで覚えた腕十字を思い切り極めて相手の戦意を奪った。相手もびっくりしただろうが、麻呂もびっくりした。麻呂の中にスーパーサイヤ人が誕生した瞬間だった。


     いじめっ子は、痛む肘を押さえて黙って教室を出ていった。彼らが一人二人と出て行く中で、麻呂の中にはなんともいえない達成感が生まれた。自分の力で敵を撃退できたという達成感のようなもの。それからしばらくは、彼らの報復に注意を払う毎日が続いたが、彼らは麻呂を無視するようになった。もちろん、無視されていた方がいいので、麻呂の中学生活はとても愉しいものに変わっていった。それからも月を愛し、花を愛でつつも、拳立て伏せや電話帳への正拳突きなどで体を鍛えることは忘れなかった。


     喧嘩を売ったり、いたずらの度が過ぎると、痛い目をみるぞ……というメッセージをいじめっ子に与えることで、それ以後の麻呂の生活は平和になったというわけである。なにもせずに、やられっぱなしだと、ズボンを脱がされてしまうのだ。


     話し合いの一線を超えたら、ピシャリと「黙らっしゃいっ!」と一喝することが大切である。現代では物理的な戦争などしなくても、経済的にしっかり締め上げてやれば、日韓双方の利害が一致する人々によって「もう止めよう」という声が起きるものである。この先、日本がズボンを脱がされてしまえば、「じゃあ、俺も」ということになり、中国はもちろん、北朝鮮、ロシアなども食指を伸ばしてくる可能性もある。ここが正念場なのだ。


     腕十字を極めつつも、片手では握手する手を引っ込めない……。これが現実的な国際外交というものだろう。


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